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プレイモービル、12インチフィギュア、ドールミニチュア関連の趣味ブログ。

EFマウントのマクロレンズを比較しかけてみる記事。


Category: ■写真■ > 撮影機材   Tags: ---
昨年、Canonの100mmMACROがリニューアルされ
Lレンズへ昇格、手振れ補正まで登載。
旧EF100mmMACROが自分の標準レンズだったので
思い切って入れ替え敢行しました。



という訳で、以前から検討していた
マクロレンズ比較記事を作成してみようと思います。

掲示板や個人ブログのレビューでは
どうしても
「自分の所有しているレンズが良い物と思いたい補正」が
強く反映し過ぎてしまっている感のある記事が多いようです。
勿論、自分のレンズに愛着を持つのは良い事だし
モチベーションは写真の出来映えにも直結すると思うので
それはそれで良いのですが、第三者の参考にはならない。

この辺りにも気を遣いつつ、スペック至上主義にも気をつけつつ...
...ああ、早速面倒臭くなってきた。

~以上、前書き~

と、面倒臭くなったところでブッタ斬ります。(あわわ

■EF100mmL F2.8 MACRO IS USM

Canonの新型中望遠マクロレンズ。
最新鋭の手振れ補正機能が追加され、手持ちでの接写撮影時に
多少絞り込む事も出来るし、防塵防滴で無茶な撮影環境にも対応!
ピントリングのトルク感も悪くなく、別売り三脚座の感触も良好。
当然、先代と同じくインナーフォーカス、フルタイムマニュアルフォーカス、
超音波モーター内蔵と操作面でも至れり尽くせり。

肝心の描写力も開放からかなりシャープな像を結ぶ上、
旧100マクロよりも発色が良く仕上げられています。
USMによるAFも、先代より速い印象を受けますが
物凄い勢いで往復した結果、「どこにも合いませんでした」的な事も。
(切り替えが0.3m~0.5m、0.5m~無限遠、FULLの3つあります)

弱点はズバリ逆光耐性。
今回比較した4レンズの中でもズバ抜けて弱い。
他のレンズがフレアに悩まされる中、この新型だけが
「ゴースト」に悩まされるという驚愕のテスト結果(汗

複数レンズで同被写体を数カット撮る場合には
このレンズの発色の良さが仇となってしまう点も挙げておきます。
これで撮った分だけ、現像の段階で軽く彩度を落とす必要があるかもしれません。
いや、ありました。(汗

それと、一つ大きな問題として「...重い」。
勿論スタジオで使っている分には何ら問題ありませんが
手振れ補正を活かすべくフィールドへ!となると、結構重いです。(625g)

といっても性能的には
他のレンズを大きく引き離して(突き放して?)いるので
相当永い間、自分の主砲として活躍確定。

■旧 EF100mmF2.8macroUSM

インナーフォーカス、フルタイムマニュアルフォーカス、超音波モーター。
手振れ補正こそ無いものの、操作性と安定した描画力は充分現役レベル。
三脚座が専用の物ではなく、アダプター経由で装着するため
今一つ動きが悪く、ピントリングのトルク感も中途半端。

逆光、迷光対策として、内部にフレアカッターを持っているそうで
恐らくそれが起因となって発生する事のある縞状のフレアが気になると言えば気になる。
(どうせ出るならフラットに出てくれたほうが...)
ハレ切りや、構図の検討など、フレア対策は忘れずに。

■SIGMA MACRO 70mm F2.8 EX DG

俗称「カミソリマクロ」。
新純正100マクロの方がやや切れ味鋭くなってしまった感もありますが
それでも解像力の高さが売りのレンズだけに
解像力なら最新純正レンズと良い勝負。

ネガティブな要素として、F8でも解決しない残存色収差や
マゼンタ被りが酷い、等。

といっても、個性派レンズなのは間違いなく、
他のマクロレンズと比べ、圧倒的にコントラストが高く、
(逆に言えば階調が狭い。これもシャープに見える所以の一つかな)
70mmという焦点距離がAPS-C機にも向いているので
APS-Cで100mmは長過ぎる...という方にはベターなチョイス。
(Canon純正EF-S60mmマクロは全然期待出来ないし)

色収差はヒドいので風景撮影、特に夜景では泣きを見そうなレンズですが
これはあくまで「マクロレンズ」なので、接近戦上等にチューンされており
収差に関しても『接写時に最良』のようです。

言うほどシャープなレンズとは思いませんが、
70mmというニッチな焦点距離も含めて、ボク的にはアリ。
スタジオ撮影ではマゼンタ被りが面倒臭いんだけども...。


■TAMRON SP AF Di 90mm 1:2.8 MACRO(フィルタ径55mm)

言わずと知れた「安っぽい銘玉」。
価格帯相応にチープな造り、色収差も酷いレンズですが
点光源のボケの形状が綺麗だったり、
カッチリ写らないくらいの雰囲気が良かったり。

今回比較対象にあがっているマクロレンズでポートレートを撮れ、と言われたら
やっぱりTAMRON90mmか、新型EF100MACROだろうなあ。

近接撮影でも、ハイライトエッジに明らかな色収差が見受けられたりするので
商品撮影のようなキッチリした撮影には明らかに不向きですが、
雰囲気重視の自然、風景にはちょうど良いし、なにしろ軽い。(405g)

ちなみに評判の悪いAF~MFの切り替え(ピントリングごとガチャっと前後移動)
ボクは結構気に入っています。トルクに関しては言う迄もなくヒドイですが...。


さて、バラバラ書き連ねてきたところで、
450pxの画像を連ねてみたいと思います。




大して違わないように思えて、かなり違います。
ちなみに撮影条件として、ホワイトは旧100マクロを使って計測、
各レンズが近い画角を得られるよう、
マイクロポジショニングプレートを使用、全てF2.8、補正+2/3、

今回、旧100macroで計測したホワイトを軸にしていますが、
Tamron90mmがかなり近い色味、
新型はマゼンタ寄り、彩度が高いので余計にマゼンタ感が強く、
SIGMA70mmは完全にマゼンタ側にコケている上にコントラストが強いので
色ヌケが悪いように見受けられます。
安いTAMRON90mmがニュアンス的に大健闘している印象が強いですね。

では、重箱の隅を突き回すべく、ピント位置付近をピクセル
等倍でドウゾ。






えーと、スミマセン、旧100マクロだけピント位置が僅かにズレてますね(汗
しかもなんだかキモチ悪い絵柄のため、
あんまり細かく検証したくもないわけですが
解像力では新型100マクロとSIGMA70mmが良い勝負。
(別のテストでは新100マクロの方がキレて見えました)
...ピクセル等倍だと、TAMRON90mmの甘さと色収差が目立ちますね。

新型100マクロは解像力、収差具合を含めてやはり最高峰。
ただし、TAMRON90mmは実売価格で35000円前後、
新型100マクロは実売価格で90000~100000円前後と
価格帯が全く違うレンズなので、
比較しようとするほうが間違っているような...。

と、記事の根幹を揺るがす問題が発生したところで、
比較しかけてみる記事は唐突に終りたいと思います。



文章と画像
GS
新型100マクロの使い込みレビューは別途掲載予定です。
いや、ホント素晴らしいですよ。

比較記事も需要があれば、また追記しますので
ご要望ございましたらコメント欄にお願い致します。
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Comments

http://yuichi0424.tumblr.com/ 
100F2.8Lの購入を検討していたのでとても参考になりました!
私にはシグマでも良いかもしれない…
 
 
Yuichiさん、はじめまして、コメントありがとうございます!
拙い比較記事ですが、ご参考頂けたとしたら嬉しい限りです。

お写真拝見致しました、使われているボディ、
陰影の印象的な写真(かなり好みです!)、と
確かにシグマ70mmが相性良さそうですね!
 

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