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プレイモービル、12インチフィギュア、ドールミニチュア関連の趣味ブログ。

【ネイチャーテクニカラー】 キノコとアマガエル(後編)


Category: ■写真■ > 撮影機材   Tags: ---
前記事に続き、ネイチャーテクニカラー『キノコとアマガエル』、カテゴリーを撮影機材に移し、m4/3のマクロレンズ及び「マクロレンズ的に使えるレンズ」の話になります。

(クリックで拡大です)
OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
1/800sec F2.8 ISO200

※拡大画像は原寸4608px x 3456px、撮って出しjpgではなく、OLYMPUS VIEW3にて露出補正&色温度を調整→高画質jpgにて書き出しです。

いきなり言い訳ですが、撮影の数日前に使用カメラ本体E-M5mk2のファームウェアを更新、この際に全ての設定が工場出荷状態に戻っている事を失念!!!(余計なコトはするモンじゃないね)
慌ててデータ記録はRAW+JPEGに変更したものの、他の設定は全て工場出荷状態に戻っており色々と細かい部分で『撮れている』と思っていたイメージと異なっており、納得いかず最終的にRAW現像にて微調整と相成りました。

当初、全て撮って出しjpg作業のつもりだったので手間が増大してしまいましたが、それならそれで仕方ないのでドンドン行きます。

※以下、m4/3レンズの私感と、似たような写真が延々と続く事が予想されます。
ご興味ない方はスルー推奨記事デス、すみません。

OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
まずは今回の冒頭写真(前回も同様)のオリンパス純正60mmマクロ。
精細感、ボケ共に至って良好、シャープなレンズにありがちな『シャリシャリ感』もそれほど感じないので、写りは申し分ナシ。
細目の鏡胴は少し使い勝手が悪いですが、小型軽量というのもm4/3の大きな利点なので、これもヨシ。
問題はやっぱり『35mm換算120mm』という微妙な長さ。100mm辺りの感覚が体に染み付いているので、構えた直後に『...アレ?』と少し離れてポジションを撮り直す事もしばしば。デスクトップフォトでもこの長さは少し厄介ですね。

ネイチャーフォト、特に昆虫撮影等では『ワーキンディスタンスを広めに取れる』(近づかなくても大きく撮れる)のはかなりのメリットになるので、その辺りを意識したレンズ設計なんでしょうね。

同じく60マクロ、F16まで絞ってみました。

(クリックで拡大です)
OLYMPUS M.60mm F2.8 Macro
1/160sec f/16 ISO640

ISOが640まで上がっているので、厳密な比較にはなりませんが、やや小絞りボケが来ているのか、ISO640が故なのか、しかも撮って出しjpgじゃないって、全くテストになってないなコレ(大汗
ま、とにかくシャープ感が少し甘くなっています。

LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8

(クリックで拡大です)
LEICA DG MACRO-ELMARIT 45mm/F2.8
1/1600sec f/2.8 ISO200

我が家ではKが使っているパナライカ(パナソニック製のライカ認定レンズ)の45mmマクロ。35mm換算90mmは単純に使い勝手が良く、60マクロから持ち替えた際の安堵感も一際。60マクロと比べると精細感では『僅かに』劣るのと、ビネッティング(口径食)の影響で点光源などのボケがラグビーボール型になってしまうのが難点。

上がパナライカ45マクロ、下がオリンパス60マクロ。

光の環境が変わってしまっていますが、ボケの違いは何となくお判り頂けるかと思います。
ただ、『口径食の影響でボケがラグビーボール云々』とカメラ親父臭く言えばその通りなんだけど

『ボケが葉っぱの形で素敵♡』

と、ポジティブに捉えれば、大して気にならなくなるかもしれません。

ちなみに、口径食の悪影響である周辺減光はデジタル補正されているのか、気になるレベルではないようです。

せっかく近接撮影に強いm4/3なので、各メーカーもう1本くらいマクロレンズ開発して欲しいですよね、
願わくばオリンパスから100mm帯の屋内撮影でも使い易いマクロレンズが欲しい。300mmのようにレンズ側にも手振れ補正を載せてくれたら尚良いなあ…ボディで5段、レンズでプラスもう1段、屋内手持ちマクロ撮影ならホント心強いと思う。

と、そんな夢のような与太話はさておき。

折角なので、マクロレンズ的に使えなくもないレンズもアレコレ。

■OLYMPUS M.12-40mm F2.8
前記事で掲載した広角カット(Photoshopで色調補正しています)

(クリックで拡大です)
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
広角端12mm 1/3200sec f/2.8 ISO200

小型軽量もm4/3の利点なので、大きくて重いM.12-40mmF2.8は『m4/3らしからぬ』レンズでもありますが、大きさも重さも大目に見られてしまうくらい優秀。


(クリックで拡大です)
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
24mm 1/2000sec f/2.8 ISO200

25mmで撮ったつもりが24mm。┐(・д・)┌ (※しかもちょっと奥ピンでゴメンナサイ。拡大AFを過信しました)
個人的にズームレンズの正しい使い方は『単焦点レンズの集合体として』だと思っているので、ズームリングの要所に軽いクリックを入れてくれると嬉しいんだけどな。
ま、それもさておき、このカットで『うお!イイネ!』と思ったのが、枯れ葉と小さな葉の描写感。

これを見てしまうと、一般的な用途(?)ならm4/3が良いんじゃないか?とも思えてきますね。

なお、『ちょい奥ピン』(ピント位置が狙いより奥にズレている)の原因となったのが
E-M5mk2に登載されている『拡大AF』。合焦エリアを拡大表示し、その表示内のポイントにAFを使える便利機能ですが、今回のようなシビアなマクロ撮影であればMF+ピーキング表示が最適ですね。
(普段はMF+ピーキングで追い込みますが、前述のファームウェア更新による本体初期化で設定が外れており、とりあえず拡大AFで済ませてしまいました。トホホ)

この写真では奥ピンになってしまいましたが、殆ど使っていなかった拡大AFの使い易さも再認識出来たので、またアレコレ試してみなくては。

と、M.12-40mmF2.8に話を戻します。

(クリックで拡大(原寸)です)
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
広角端12mm 1/3200sec f/2.8 ISO200


ここから移動せずに


(クリックで拡大(原寸)です)
OLYMPUS M.12-40mm F2.8
テレ端40mm 1/3200sec f/2.8 ISO200


で、ここまで寄れるのも、もちろんズームレンズの大きなメリット。原寸写真をピクセル等倍で見れば、マクロレンズほどの精細感はありませんが、あくまで『ピクセル等倍で見比べたら』の話。一般的な用途では十分シャープです。

※コレも僅かに奥ピンご容赦!!!普段ならボツ写真確定ですが、今回は特例として恥を忍んで掲載します(涙

大きさ、重さでm4/3のメリット「小型軽量」と相反していますが、光学的な性能を考えればOLYMPUS M.12-40mmF2.8はかなりの良レンズ。35mm換算で最大撮影倍率0.6倍、テレ端では一般的なハーフマクロ(0.5倍)を超えているので、ハーフマクロズームと言っても全く過言ではありません。(欲を言えば、広角側でももう少し寄りたい!!)

■OLYMPUS M.40-150mm F2.8

(クリックで拡大(原寸)です)
OLYMPUS M.40-150mm F2.8
テレ端150mm 1/2000sec f/2.8 ISO200

最大撮影倍率35mm換算0.42倍、とハーフマクロには一歩及びませんが、『300mmハーフマクロ級』という型破りなスペック。ボケ感も良好、300mmの圧縮効果も面白いですね。

まだそれほど使い込んでいないのですが、少し気になるのが『AFリミット無し』。この性能であれば『近接側・無限遠側・ノーリミット』の3ポジションくらいのAFリミットがあって然るべきだと思うのですが。。。

それ以外は性能面で殆ど文句ナシ。かなりシャープな画にはなりますが、ガリガリという訳でもなく、実際に使っていてそこにストレスを感じる事はありません。強いていうなら、素材として見た場合には黒が締まり過ぎている点は挙げられると思いますが、そこも個人的には大きな問題にはなりません。


(クリックで拡大(原寸)です)
OLYMPUS M.40-150mm F2.8
135mm 1/2500sec f/2.8 ISO200


※テレ端で撮っていたつもりが、中途半端な135mmに(汗)ほんと、ズームリングにクリックが欲しいのですが、動画撮影用途ではデメリットか...。

■OLYMPUS M.45mm F1.8 + 旧マクロコンバーター

(クリックで拡大(原寸)です)
OLYMPUS M.45mm F1.8
1/2500sec f/2.8 ISO200

まさに小型軽量(しかも低価格)、如何にもm4/3らしい単焦点レンズ45mmF1.8。旧型のバヨネット式マクロコンバーターとの組み合わせが気に入っています。(新型コンバーターは倍率が上がったそうですが、ネジ込み式なので購入していません)
この組み合わせは開放では甘さが目立ちますが、上の写真のようにF2.8まで絞れば良い感じ。


(クリックで拡大(原寸)です)
OLYMPUS M.45mm F1.8
1/2500sec f/1.8 ISO200 (現像時露出補正+0.5EV)

こちら開放F1.8、レンズ性能も相まって良い感じな優しい描写。m4/3だって出来る子なんです!

※スタジオ撮影及び業務撮影は全てCanonのEFマウントシステム。やはり精細さ、階調などでm4/3が少し劣る感は否めず、レンズラインナップも含めて本気撮影には不向きな面も多々ありますが、小型・軽量というのは普段使いや散策撮影では大きなアドバンテージ。ここに来てオリンパスの上位レンズが物凄く充実してきているので、ボディ側の『画質』や『階調』等にも大きな進化が欲しいところです。

■COSINA NOKTON 25mm F0.95

(クリックで拡大(原寸)です)
NOKTON 25mm F0.95
1/1600sec f/0.95 ISO200

電子接点無しのアナログMFレンズ、コシナNOKTON25mmF0.95も寄れます。(35mm換算0.51倍で実質ハーフマクロ)
ただしマクロ撮影用に設計されているわけではないので、開放で近接撮影を行うと非点収差(うずまき収差)が顕著に現れ、周辺部のボケが回転したように流れます。

(クリックで拡大(原寸)です)
NOKTON 25mm F0.95
1/8000sec f/0.95 ISO200 (現像時露出補正+0.5EV)


周辺グルグル、F2まで絞ると

(クリックで拡大(原寸)です)
NOKTON 25mm F0.95
1/3200sec f/2 ISO200 (現像時露出補正+0.5EV)

落ち着きますが、色がコケました(汗。...ひっ...日差しが変わったのかな?(大汗

そんなピント激浅グルグル収差写真から

(クリックで拡大(原寸)です)
NOKTON 25mm F0.95
1/8000sec f/0.95 ISO125


少し絞って落ち着いた写真まで撮れる、

(クリックで拡大(原寸)です)
NOKTON 25mm F0.95
1/5000sec f/2 ISO200

面白いレンズです。近接撮影に特化したレンズ設計ではなく、時代に激しく逆行するアナログマニュアルフォーカスレンズですが、E-P5とのコンビで愛用中。コシナらしい「しっとりとした」高級感ある造り、フォーカスリングの程よい重さも非常〜に好ましいです。(スタジオで使っているMFハーフマクロ2本もコシナ製)


以上、マクロレンズ2本、ズームレンズ2本、マクロコンバーター&寄れる単焦点レンズの6本での似非ネイチャーフォトでした。
NOKTON 25mmF0.95はある意味論外で(一番面白いんだけど)、オリンパス12-40mmF2.8はm4/3ユーザー必携レベルの優良レンズ。オリンパス45mmF1.8もコンバーター経由が故の手間や制限はあれど画質は良好、価格帯&小型軽量感も嬉しいレンズです。(45mmはm4/3導入後の早い段階で購入、最近は使用頻度が落ちています)

やはり問題はマクロレンズ。オリンパス60マクロが普段使いには長過ぎる!!というのが大問題なので、オリンパスから45マクロがリリースされれば解決するのですが、現状ではオリンパス60マクロorパナライカ45マクロという悩ましい選択肢しか無いのが残念。
当面はアレコレ使い分けで対処していくしかなさそうですね。

というわけで、目新しい結論・発見は一切ありませんが、信奉者でもアンチでもない視点なので、割と公平に見られているんじゃないかと思います。いずれにせよ記事作成が大変だったので何処かで何かの御参考になってくれたら幸いデス。。。

最後に素晴らしい被写体『ネイチャーテクニカラー キノコとアマガエル』に感謝!!



文章と画像
GS
今回の撮影は全てE-M5mk2、ファームウェア更新→初期化には本当に参りました(汗
まあ自分の油断、というか確認不足だったのですが。

といえば、ここ数回の屋外撮影でバッテリーグリップの脱着が数回行ったのですが、
途中で本体の誤作動が発生!

グリップを外して使用している際に
バッテリー切れ警告が出て『え?充電してあったハズなのに!!』
大慌てでバッテリーを交換するも、再びバッテリー切れ警告
『コレも?マジか!』と、更に別のバッテリーに交換しても、またダメ。

ここで『...これ誤作動発生中だな』と気付き、警告を無視して使っていたところ、
少し経ってから正常に認識されたようで警告が消えました。

バッテリーグリップと本体の接続部、接点がなんだか怖いなあ...と日頃から思っていましたが、
やっぱり頻繁に脱着するのはよろしくないようですね。
もう一台E-M5mk2を導入すべきか、真剣に検討中デス。。。

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Comments

何と言いますか 
これだけ撮るのもたいへんでしたでしょうね、、^^;
ご苦労があった分、力作揃いですね。

昨今のボケ・ブームで『このレンズは良いボケだ』とか雑誌やなんかで見かけますが、ボカした写真の意味が分からないと「ボカしときゃ良いだろ」的な写真ばかり量産してしまうと言う・・かつての私もそうでしたが(笑)
カッチリ絞るのもボカすのも表現の一つと言う、、上手く言えませんが(笑)

絞って撮ることに慣れてからボカす方向に行った方が分かり易いですね、、私は逆のことしてゴミ写真いっぱい撮りました(汗)

私もマイクロ持ってますがオリンパスはマジメにレンズ作りますね~。意欲的に出しますね。
マイクロのレンズ群は価格も手の届くあたりに考慮されていたり良心的ですね。
フォクトレンダーのような一部の個性的なレンズは別ですが(笑)

ボケていても絞っていても「魅せる写真」には写す人の気持ちが入っていますね^^
 
GSさんこんばんは 
キャッシュバック期間中にそろそろE-M5mk2に買い替えようかと思ってたんですが・・・
オリンパスPEN-F発売の情報で浮気心が!
でもE-M5mk2台分の価格みたいな雰囲気で諦めました(笑)
http://digicame-info.com/2016/01/pen-f-5.html

GSさんはPEN-Fのデザインどうですか?
 
 
ponyboyさん、こんばんは

諸々ありがとうございます、
トラブルに振り回され、編集がホント大変でした(大汗

絞り云々は、もう『事前のイメージ』と『なにをどう見せたいのか』だけで、あまりアレコレ考えておりません(汗
自分にとっては絞りの1/3段区切りも殆ど意味がなく、常にザックリです。

駄目な写真を『これじゃ駄目だ』って気付く事が本当に大事ですよね。
そこが理解出来ない限り、写真はなかなか上手くなっていかないし
そこを理解出来てさえいれば、際限なく突き詰めていけるだろうと思います。

>マイクロフォーサーズ
オリンパス45mmF1.8みたいな安くて軽くて小さくて、しかも『あれ?これ結構いいよ?』みたいのが
もっと増えてくれると嬉しいですね、ホント手の届く範囲の価格帯で。

F2.8ズーム2本とフォクトレンダーで荷物がすっかり重くなり、軽快感さが失われつつあります...
 
 
HIRO-PENさん、こんばんは

グッドタイミング!!情報ありがとうございます、
PEN-F接近中とは露知らず、同じくキャッシュバック→E-M5mk2を検討していました!

うーん、いいですねPEN-F!外観もかなりツボです。
常々、E-P5にEVFがあればなあ...と思っていたので、すごく欲しいですが、同じく値段でとりあえず断念。
再びキャッシュパックキャンペーンに気持ちが戻りました。

EVFを使われる機会が多いようであれば、買い替え推奨です!
縦位置のローアングル撮影もmk2圧倒的有利なので
自分もこの機に初代を引退させようか、本気で検討中です。
 

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gunshrimp プレイモービル、アクションフィギュア、ドール、ミニチュアなど黙々と撮影してます。色んな夢が詰まってるよ!

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