talkin' in the sleep

プレイモービル、12インチフィギュア、ドールミニチュア関連の趣味ブログ。

sRGB と AdobeRGBを考える。


Category: 寝言   Tags: ---

というわけで、ユニん子 蛍光3色セット以降、自分の中に再び波紋が広がり中の『色空間』。
(前にもなんかあったよなあ...と思いを巡らせてみたら、同じピコピコさん関連の『ピコピコカラーネゴラ』でした!:)あれもスゴい色!!!)

sRGBとAdobeRGBに関して簡単にしか触れてきていないため『なに言ってんだソレ』と思われてしまう懸念もあり、ちょちょっと話をまとめてみたいと思います。

簡単に言うと
sRGBは電気製品業界の作った色の基準。
AdobeRGBはアドビの作ったクリエイター目線の基準。

大雑把なイメージでは『肉眼の認識出来る色の範囲>>>>>>>>AdobeRGB>>sRGB>>>CMYK 』。

※本稿では『デジタルカメラとweb上の画像及び自宅でのプリント』に絞って話を進めてみたいとおもいます。

ではまずコレを試して下さい。
sRGBの『R:255 G:0 B:0』。

カーソル乗せるとAdobeRGBの『R:255 B:0 G:0』が表示されます。

並べてみると、

こういう感じ。

「全く変わらない!」という方のモニターはAdobeRGB非対応のsRGBモニター、
多少なりとも変化が確認出来る!という方のモニターはsRGBよりも広域をフォロー、再現率の幅はあれどAdobeRGB領域を表示出来ているモニター、というコトになります。(古いブラウザはICCプロファイルに対応していないかもしれません!)

※と言っている本人が使っているモニターもAdobeRGB再現率90%台なので、完全に視認出来ているわけではありません、あしからず

もう一つ、sRGBで書き出したユニん子。
画像にカーソルを乗せるとAdobeRGBで書き出したユニん子に変わります。

カラーチャートには殆ど変化がありませんが、蛍光色のユニん子はハッキリ変わります。
対応出来る色の範囲の狭いsRGBでは、鮮やかなピンク系の色が紫っぽく褪せてしまい、ユニん子は可愛いままです。

さて。
一般的なモニターは当然『電気製品業界仕様』のsRGBまでしか対応していない(iPadminiなど一部タブレットはsRBGすら100%表示出来ないそうです)ので、web用の写真やサイトのパーツなどはsRGBで掲載するのは基本中の基本。
低いほうに合わせる、というと聞こえが悪いですが、先ほどの2つの『R:255 G:0 B:0』のように同じ数値でも別の色が混在してしまっている以上、より一般的な色空間に合わせるのは至極当然。

となると、本稿で取扱うレベルでの『AdobeRGBの存在意義は?』というコトになりますが、

■多少なりともsRGBの領域を超えて表示出来るモニターであれば、より鮮やかな色を再現、表示出来る。
■AdobeRGB対応の家庭用プリンタを使えばsRGBモニターで見るより遥かに鮮やかな写真が印刷出来る。

前者で言えば『AdobeRGB対応!』を謳うモニターでなくてもsRGBより多少は広い色空間を表示出来る場合もありそうなので、蛍光色の被写体をweb上にアップする場合には、AdobeRGBで書き出しておく意義はゼロではないと思います。

後者でいえば、仮に使っているモニターがAdobeRGB非対応だとしても、デジタルカメラとプリンターが対応していれば、AdobeRGB準拠の鮮やかな再現性の高い写真をプリントする事は出来ます。(途中でデータをsRGBに落とさなければ、のハナシ)
今時の家庭用インクジェットプリンターで「CMYK」のみ、という機種があるのかどうか判りませんが、インクの色数が多ければ多いほど再現できる色調が広くなるので、6色インク以上の機種が望ましいですね。

勿論、AdobeRGB準拠の写真でも、根本のホワイトバランスが崩れていたり、色生成の行程に余計な要素が加わっていたり、観る側のモニターの色がコケていれば『色の再現』は成立しないので、こと『web上での色の再現』は非常に限定された環境でのみ成立しうる、といって差し支えありません。(断言)

ごくごく私感ですが、このsRGB←→AdobeRGBの差異で個人的に『厄介だなあ』とシミジミ思うのが『デジタルカメラの液晶モニター』。
自分がメインで使っているカメラの液晶はsRGBレベルなので、実際に撮れている写真(データ)とは色が異なって見える。(なので、基本的にカメラの液晶で色は見ません。現像経由のワークフローを組んでいるのでWBすら撮影時は大雑把デス)

逆のパターンもあって、デジタルカメラ本体の液晶がsRGB100%クラスでPCモニターがそれより劣っていると、撮っている時は『綺麗!』でも、作業するモニターではその色彩が見えない。実際には鮮やかに撮れているにも関わらず『見えない』。
少なからず『写真』に踏み込んで取り組まれている方はAdobeRGB対応モニターで作業する必要があると思うし(その色彩をsRGBレベルに落とすか否かは適時判断すれば良い)、AdobeRGB対応モニターの普及、少なくともsRGBは100%カバー出来ていて当然!といった風潮が広がる事を願って止みません。

まあいずれにせよ

(カーソルを乗せるとAdobeRGBユニん子)
蛍光ユニん子の鮮やかさの再現は無理です。是非実物を見てみて下さい:)

AdobeRGBよりも遥かに広域のProphotoRGBやワイドガマットRGB(両者は微妙〜に再現領域が違う!!(汗)であればカバー出来るのかもしれませんが、デジタルカメラ自体が対応していないコトには始まらないし、仮にProphotoRGBで撮ったとしてもAdobeRGB対応モニターでも視認出来ない。ProphotoRGB対応プリンタが登場しない事にはプリントすら出来ない。
デジタルデータでの『色の再現』はまだまだ発展途上、100年後どうなっているのか興味津々です。



文章と画像
GS
ちなみに、前回のユニん子と今回のユニん子、
『色味が違うじゃないか!』と怒られそうですが、違うんです。
前回はピンクが一体だったので存分に補正出来ましたが
今回同じように作業してしまうと、パステルピンクのユニん子に影響が出てしまうのです。
キーーーーッ!!!
もちろんマスクを切れば問題ありませんが、そうなってくるとキリがないので、
今回はパステルカラーの再現を最優先で進めました。
マックストイ ユニん子
(クリックで拡大です)

こういうのをパシャっと撮って、ハイ出来上がり♪なくらい、デジタルデータの色空間の扱いが
簡便になっていると良いですね、100年後。


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